入院寸話綴 その7

入院寸話綴

栁田市長が入院中にXへ投稿した文章です。

入院寸話綴 その7 2024/11/06

今日は、プラチナ大賞の最終選考でした。

全国から応募のあった12団体によるプレゼンテーションが行われました。
私は入院中でありますので上京が叶わず、病院からのリモートプレゼンテーションとなりました。

演題は、『佐久市の女性活躍パッケージ』

  • 佐久平女性大学
    • この大学は、自分が生きたい道を生きることができるような学びを提供する「エンカレッジ教育」を提供します。
      この大学は、現在3期生。
      心理的安全性が保たれた場、そして自己肯定感を高め合う場となっています。
  • cosmosta+
    • デジタル人材を育成し、そのカリキュラムに関して財政支援を市が行います。
      最大の特徴は、就労支援まで行うということ。
      スキルアップにとどまらず、可処分所得を高めていくレールに乗っていくまでの「伴走型支援」です。
      「この時を待っていた!」という声を多く聞きます。
      スキルアップ・リスキリングは楽な道ではありませんが、同じ目標を持つ仲間同士、信頼関係を深め収入と志を高め合う関係を築いて頂いています。
  • 月3万円ビジネス
    • 1ヶ月2日を費やして3万円の収入アップを目指す講座です。
      自分らしく楽しみながら働き、収入も増やしていこうという取り組み。
      高収入だけが幸福とは限りませんが、自分の納得出来る時間の使い方と収入は、幸福感と密接な関係があります。
      自分らしさを実現出来る提案でもあります。

佐久市には

  • 首都圏との時間距離が近い
  • 日照時間が長い
  • 熱帯夜のない街である
  • 医療が充実している
  • 災害リスクが低い

こういった卓越性があります。

その卓越性に加えて
 “女性活躍が実現出来る街”
を6つ目の卓越性にしようという挑戦なのです。

今回のプレゼンテーションは、
「女性活躍を佐久市の卓越性になるような取り組みを行っていきたい」
というメッセージを示す良い機会となったと思っています。

3つの女性活躍パッケージに関係するの皆さんのおかげで本当に勉強させてもらっています。

私は、佐久市の得た宝物は「関係する皆さんのマインド」だと感じています。
女性活躍を行政がお膳立てするのではなく、女性活躍社会を作っていこうとするその担い手が、パッケージに関係する方々から生まれたということなのです。
地域は、主権者である一人一人の市民自身によって作り上げられるのですから。
皆さんとお会いできて本当に感謝です。

残念ながら大賞とはなりませんでしたが、優秀賞を頂くことができました。
私が入院中でしたので、お手数をお掛けしましたが、準備してくれた職員に会場まで行ってくれた職員にお礼を申し上げます。
どうもありがとうございました。