入院寸話綴 その1

入院寸話綴

栁田市長が入院中にXへ投稿した文章です。

入院寸話綴 その1 2024/11/02

看護師さんが、部屋を出ていく時に掛けてくるれ言葉があります。

『何かあったら、また、呼んでくださいね。』

この言葉が、何とも優しさに満ちているのです。
そして、どなたも同じ優しさをもってこの言葉を掛けて下さいます。
やらされている仕事…なんていうものとは、対局にあるのです。
嫋(たお)やかさとは、こういうことを指すのかとも思います。

あなたをサポートしたいんですよ。
何かあったらすぐにナースコールを押して下さい。
すぐに参りますから…

という気持ちが伝わってくるのです。

入院しているということは、何かしらの不安を抱えていると思います。
この気持ちを支えてくれるこの言葉に私も支えられ、その度に嬉しい気持ちが心に充満するのです。

この病院のご指導なのかとお聞きするとそうではないという。
看護学校などで教わったのでもないという。
この言葉によって患者さんは、回復のエネルギーを補給していることを学んだことが今回の入院の学びの最初であったように思います。