15.シティープロモーションという考え方

挑み続ける佐久市

地域の魅力をさまざまの目で発見
 
人が物を買う行為は、二つのハードルを越えています。
一つは「買いたい」、もう一つは「買える」です。
 
真っ赤なコートを買いたくても奥さんの同意が得られない状況は、買いたいハードルは越えていますが、買える環境が整っていません。
 
佐久市の天災の少なさへの魅力を感じ、奥さんと二人で空き家を購入し移住したケースは、住みたいというハードルを飛び越え、住める環境が整っています。
 
佐久市の移住を例に引きましたが、これを観光に置き換えてもインバウンドに置き換えても、必要なことは、『認知』です。
佐久市が選ばれる街になるためには、認知度を上げていく方法が必要です。
 
・パブリシティー
・行政視察観光
・効果的な情報発信
 
パブリシティーとは、取材対象となり報道への露出度を上げていく方法です。
費用を用いないで佐久市を多くの皆さんに知って頂く方法です。
単にニュースや新聞だけでなく、番組制作への協力、ネット上でも話題提供や、ブロガーへの情報提供も考えられます。
また、佐久市出身や佐久市にゆかりのある方で発信力の高い方との連携なども有効な手段です。
 
行政視察観光とは、47都道府県、1741市区町村、広域連合等の視察によるもので、これは一つの大きなマーケットです。
議員や議会事務局へのアプローチを複数の自治体と連携し視察をサポートすることも認知度を上げていく方法です。
当然そこには、事業の卓越性が不可欠で、それを発掘する人材も育成していく必要がありますが、可能性の高い分野です。
発掘能力や発信能力を高めることで、これまであまり世に出なかった新たな観光的要素を見出すことも可能になります。
 
佐久市はシティープロモーションにより、選ばれる街となるための新たなセクションを設置します。